2017年02月27日

道灌紀行ニュース NO.5

1.越生梅まつりで大河ドラマの署名(越生町)
太田道灌のふるさと越生の梅まつりは、2017年2月18(土)から3月20日(月、祝)に行われています。今年は好天に恵まれ、開花も順調で、近隣からの多くの人たちで賑わっています。越生梅林の中に「太田道灌を大河ドラマに」ののぼり旗が立ち、地元の戸口訓男氏等が、入園者に署名を呼び掛けています。来園者の大河ドラマ「太田道灌」への関心は強く、署名の筆数は順調に増えています。西湖梅を江戸城の梅林坂に植えた太田道灌も、「梅花無尽蔵」を書いた万里集九なども突然現れて署名をしてくれそうな雰囲気が、ここにあります。梅林の他、越生町役場やコーヒーショップ里の駅など約10カ所に、無人の署名所が設置されています。
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(越生梅林で大河ドラマ署名) 
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(満開の梅と賑わう人々)
太田道灌大河ドラマ推進の署名運動は、関東各地で進められ、現在9万余筆に達しています。

2.大森御陣と長尾景春の武者絵(秩父市、小鹿野町)
2017年2月18日(土)秩父市の荒川公民館で、「長尾景春の伝承地を歩く会」が「太田道灌状」の勉強会を開きました。その日の教材はちょうど第6段で、長尾景春と太田道灌の会談が決裂し、景春が鉢形城で決起するところでした。
席上、参加した郷土史家山中雅史氏より、「太田道灌状」にでてくる大森御陣の場所について、新発見の資料に基づきくわしい報告がありました。上影森村の元村長関田家の土蔵で、明治17年以降に画かれた3枚の古絵図が発見されました。その古絵図には、諏訪神社の近傍に土塁跡が認められ、大門という地名が記されています。山中氏の詳細な検証の結果、そこには陣屋の土塁と大手門があって、神原(陣原)には軍勢が駐屯したことが確認されました。したがって、文明12年、熊倉城に楯籠る長尾景春の軍勢を攻めるため、関東管領上杉顕定は、ここに大森御陣を開いて総指揮をとったと思われます。
  
またその日、小鹿野町の画家小菅光夫氏が画いてくれた長尾景春の武者絵が披露されました。これは、氏が、双林寺の長尾景仲(景春の祖父)の木像を参考にして画いた、本邦初の景春武者絵です。3枚の長尾景春武者絵は、秩父市荒川の歴史民俗資料館に展示されることになると思います。
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(長尾景春の武者絵)
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(長尾意玄入道景春)
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(長尾景仲像・渋川市双林寺蔵)
posted by otadoukan at 11:35| Comment(0) | 道灌紀行ニュース NO.5